アスペクトの種類
アスペクトとはどういう意味か調べると、外観・様相・見地・方位・角度・相など
様々な意味を含め持っているような言葉です。
西洋占星術の用語としてのアスペクトの言葉の意味は「見る・見える」というニュアン
スを持っています。よく惑星と惑星がアスペクトすると言いますが、アスペクトは惑星
同士の角度差によっていくつか種類があります。
・セキスタイルのアスペクトは60度
上記のチャートでセキスタイルのアスペクトをしているのは、
月と水星。火星と木星。火星と土星。
・スクエアのアスペクトは90度
上記のチャートでスクエアのアスペクトをしているのは、
月と太陽。月と木星。水星と火星。水星と土星。
・トラインのアスペクトは120度
上記のチャートでトラインのアスペクトをしているのは、
月と金星。太陽と火星。太陽と土星。
・オポジションのアスペクトは180度
上記のチャートでオポジションのアスペクトをしているのは、太陽と木星です。
惑星と惑星がそれぞれの角度を形成することでアスペクトが成り立ちます。
アスペクトにはある惑星がもう片方の惑星にこれから近づいていくアプローチのアス
ペクトと、ある惑星がもう片方の惑星から離れていくセパレートのアプローチがあり
ます。
例えば上記のチャートで、月は天秤のサインの15.54度にあります。そしてこれから
双子のサインの16.04度にある金星にトライン(120度)のアスペクトで近づいて
行きます。アプローチのアスペクトです。
惑星がアプローチのアスペクトをするのか、それともセパレートでアスペクト
するのかで、物事のその後の展開が大きく違って来ます。それにアスペクトしていても
有効なアスペクトと無効なアスペクトがあったりしてややこしいです。
4つのアスペクトの他に、アスペクトととは異なっているのですが、同じ作用があるも
ので惑星同士が重なる「コンジャンクション」があります。
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