2019-12-16
冬の朝
Mylene2401によるPixabayからの画像
今朝は霜が降りました。
新潟の冬は鉛色の空模様が多いので、朝からお日様が出ていると幸せな気持ちになり、
俄然年末の掃除にもやる気が出てきます。
冬の朝で思い出すのは、清少納言が枕草子で「冬は朝がいい」と書いているくだり、
… 冬はつとめて
雪の降りたるは 言ふべきにもあらず 霜のいと白きも またさらでもいと寒きに
火など急ぎおこして 炭持て渡るも いとつきづきし …
現代風に私が訳すと、
「冬ってなんかいいよね。雪が降るのもちょっと素敵だし、霜が朝日に白く光って
みえるのがまた綺麗だし、雪や霜がなくても寒いときに暖房を入れるのが冬の朝
の楽しみ」
清少納言が冬の朝の情景を素敵と言える感覚がうらやましいです。
新潟に住んでいると冬はとっても嫌な季節です。毎日のように曇っていて、雪は
降っては積ります。朝起きたら登校・出勤前に除雪して、帰宅後また除雪する
という作業が待っています。
今年は暖冬らしいのですが、地球の温暖化を考えると手放しで喜ぶことも出来ず。
それでも今日は青空に輝く太陽から力をもらって、掃除洗濯に励みます。
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